英会話を独学で身につけたい。けれど「何から始めたらいいかわからない」「教材が多すぎて選べない」…そんな方のために、この記事ではゼロから始める英会話独学のロードマップを紹介します。
このステップに沿って進めれば、初心者でも確実に「聞ける・話せる」レベルに近づいていけます。必要な教材やおすすめアプリも紹介しているので、今日からすぐに始められます。
Step 0:まずは「目的」と「使える時間」を明確にしよう
最初に考えるべきは「自分はなぜ英語を話せるようになりたいのか」という目的です。
目的によって、選ぶ教材も進め方も変わってきます。
- 海外旅行で簡単な会話がしたい → フレーズ中心でOK
- 外資系やビジネス英語が必要 → リスニング+ビジネス表現
- 日常会話を楽しみたい → 発音やリズムの習得も大事
また、「毎日どのくらい学習時間をとれるか」も把握しておくと、無理のないペースで続けられます。
Step 1:英語の音に慣れる(1〜2週間)
いきなり「話す」よりも、まずは英語を聞き取れる耳を作ることが先決です。
おすすめのやり方:
- 子ども向け英語アニメを見る(例:Peppa Pig, Dora)
- YouTubeで初心者向け英会話チャンネルを流す(例:Hapa英会話)
- 英語ポッドキャストを通勤・家事中に聞き流す
重要なのは、意味がわからなくても聞き続けること。1〜2週間続ければ、英語のリズムや音に耳が慣れてきます。
Step 2:最低限の語彙・フレーズを覚える(1〜3週間)
聞くことに慣れてきたら、今度は「知っている単語・フレーズを増やす段階」に進みます。
ここで使いたいのが、「使える語彙」を効率的に学べるアプリや教材です。
おすすめ教材:
- iKnow!:例文付きで単語の意味・使い方が自然に覚えられる
- 英会話フレーズ本:『英会話なるほどフレーズ100』など
- Anki(暗記アプリ):自作カードで覚えるのもアリ
ポイントは、単語を単体で覚えないこと。できるだけ「例文ごと」「会話フレーズごと」に覚えると、会話で使える語彙になります。


Step 3:口に出す練習(3週間目〜)
ある程度単語やフレーズが増えてきたら、アウトプット(話す練習)に入ります。
独学でもできるおすすめ練習:
- シャドーイング(聞いた音声をそのまま真似して話す)
- 瞬間英作文(日本語→英語に即変換して話す)
- セルフトーク(独り言英会話。「これから何する?→ I’m going to〜」など)
この段階でおすすめの教材:
- 『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』
- 英会話フレーズアプリ(Real英会話、スタディサプリENGLISHなど)
発音が不安な人は、iKnow!などで音声付きの例文を真似するだけでも効果大です。
Step 4:実践の機会を作る(1〜2ヶ月後〜)
ある程度、口が慣れてきたら実際に英語で話す機会を作ってみましょう。最初は緊張しますが、ここを越えると一気にレベルアップします。
初心者でも安心して始められる方法:
- オンライン英会話(初心者対応コースがあるところを選ぶ)
- HelloTalkやTandemなど言語交換アプリ
- LangCorrectやHiNativeで英作文を添削してもらう
最初は「自己紹介」「今日何した?」など、簡単な会話からでOKです。慣れてきたら徐々に話す内容を広げていきましょう。
ちなみに、私はオンライン英会話「DMM英会話」を利用しています。
Step 5:自分の学習を“記録・見える化”する(継続のコツ)
学習の効果を実感するには、「見える化」も大切です。おすすめはブログやSNSに英語学習の記録を書くこと。
たとえば:
- 「今日はこんな単語を覚えた」
- 「このYouTubeでシャドーイングした」
- 「初めて英会話で○○と言えた!」
こうした記録はモチベーション維持になるだけでなく、振り返ったときに自分の成長が見える「証」になります。
おすすめ教材・サービス早見表(比較)
名前 | ジャンル | 独学向けのポイント | 難易度 |
---|---|---|---|
iKnow! | 語彙・リスニング | 発音付き例文で単語力UP。スキマ時間活用。 | 初〜中級 |
Hapa英会話 | YouTube・Podcast | 日本語解説あり、自然な会話が学べる | 初心者向け |
瞬間英作文シリーズ | スピーキング練習 | 短文英作文で口が動く練習 | 初〜中級 |
LangCorrect / HiNative | 添削・交流 | 英作文を直してもらえる。質問も可能 | 初心者〜 |
オンライン英会話(例:DMM) | 実践 | 低価格で実際に会話練習。初心者向けあり | 初〜上級 |
最後に:英会話は“話す前の準備”が9割
「英会話って、最初から話さなきゃいけないもの」と思っていませんか?
実は話すためには「聞ける」「覚えている」「言える」までの準備が必要なんです。
独学でも、正しいステップを踏めば、誰でも英会話は上達できます。
まずは英語の音に触れて、少しずつ言えることを増やしていく。
それだけで、半年後のあなたはきっと「話すのが楽しい」と思えるようになっているはずです!
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