忙しい人にぴったり!「5分間特急リスニング」でTOEICリスニング力アップ

TOEICのスコアを伸ばしたいけれど、「毎日まとまった勉強時間を確保するのが難しい」と感じている方は多いと思います。仕事や学校、家事に追われていると、机に向かって1〜2時間がっつり勉強するのは正直大変ですよね。

そんな忙しい人にこそおすすめしたいのが、タイトル通り「5分間特急リスニング」です。
この教材は、名前の通り「たった5分」で1セットを終えられるように設計されており、すきま時間を活用してリスニング力を鍛えられるのが最大の魅力です。

今回はこの「5分間特急リスニング」の特徴や効果的な使い方、さらにプラスアルファで実践してほしい「ディクテーション(書き取り練習)」のやり方まで、丁寧に紹介していきます。


「5分間特急リスニング」ってどんな教材?

TOEIC対策の定番シリーズ「特急シリーズ」のひとつである「5分間特急リスニング」。
「リーディングに比べてリスニングが苦手」「忙しくて時間が取れない」という人向けに作られた本で、コンセプトはとてもシンプルです。

  • 1セット約5分で完結:通勤電車やお昼休み、寝る前など、ちょっとした時間に取り組める。
  • TOEIC本番と同じスピードの音声:耳を本番に慣らすことができる。
  • 形式も実践的:Part 2(応答問題)、Part 3(会話問題)、Part 4(説明文問題)など、試験に即した内容が収録されている。

TOEICリスニングは「速い英語に慣れること」が大きな課題ですが、短い問題を何度も繰り返すことで、自然に耳が鍛えられていきます。


なぜ「5分」で効果があるの?

「5分じゃ短すぎるのでは?」と思うかもしれません。
でも、実際に続けてみると分かりますが、この短さが学習のハードルをぐっと下げてくれるのです。

人間の集中力は長時間持続しないとよく言われます。特に忙しい日常の中では、「よし、今から2時間勉強するぞ」と気合を入れるのはなかなか難しいもの。
一方で「5分ならやろうかな」と思えるのは大きな強みです。

さらに、TOEICのリスニングは「日々の積み重ね」で耳を慣らすのが一番効果的。毎日5分を積み重ねることで、1か月後には2時間以上の学習量になります。
「短いけれど継続できる」というのが、5分間特急リスニングの一番の魅力です。


効果的な使い方のポイント

教材をただ解くだけでは効果は半減してしまいます。ここでは、学習効果を最大化するためのポイントを紹介します。

1. 毎日少しずつ取り入れる

TOEICのリスニングはスポーツの筋トレのようなもので、耳を鍛えるには継続が欠かせません。
「1日5分」を毎日続けることが、結果的に一番の近道です。

通勤中にイヤホンで音声を聞く、寝る前にベッドで解くなど、自分の生活習慣の中に組み込むのがポイントです。

2. スクリプトを活用する

「何を言っていたのか分からない…」で終わらせてしまうのはもったいないです。
問題を解いたあとは必ずスクリプトを確認し、聞き取れなかった単語や表現をチェックしましょう。

TOEICでは同じ単語やフレーズが繰り返し出てくるので、一度理解してしまえば次から聞き取りやすくなります。

3. 繰り返し聞いて耳を慣らす

同じ問題を1回だけで終わらせるのではなく、何度も繰り返し聞くことで耳がだんだん慣れてきます。
最初は「速すぎて全然分からない」と思っても、3回目、4回目になると「あ、聞き取れた!」という瞬間が必ず訪れます。
この「小さな成功体験」が、学習を継続するモチベーションになります。


ディクテーションでさらに力を伸ばす

「5分間特急リスニング」だけでも十分効果はありますが、さらに一歩進んだトレーニングとしておすすめなのが ディクテーション(書き取り練習) です。

ディクテーションの効果

  • 「なんとなく聞き流す」勉強から、「一語一句を意識する」勉強に変わる。
  • 自分の弱点(聞き取れない音や単語)がはっきり分かる。
  • 書き取ることで記憶に定着しやすくなる。

特にTOEICリスニングでつまずきやすいのは、音の「連結」や「消失」です。たとえば going togonna のように聞こえたり、want towanna になるなど。
こうした変化を意識できるようになるのも、ディクテーションの大きなメリットです。

ディクテーションのやり方(5分間特急を活用)

  1. まず通しで音声を聞く
    内容をざっくり理解します。
  2. 短く区切って再生
    1文ごと、あるいは5秒ごとに区切って聞く。
  3. 聞こえたままに書き取る
    正しいスペルよりも「音を拾う」ことを重視。
  4. スクリプトで答え合わせ
    聞き取れなかった単語や表現を確認。
  5. 再度聞き直して修正
    書き取れなかった部分を意識してもう一度聞くと、驚くほど耳に入ってきます。

👉 ポイントは「完璧を目指さない」こと。最初は3割しか書けなくても大丈夫です。自分がどこでつまずいたのかを知ること自体が大きな学習効果になります。


学習を続けるコツ

どんな教材でも「続けること」が一番難しいポイントですよね。ここでは継続のコツを少し紹介します。

  • 完璧主義をやめる:全部解けなくても、1問だけでもOK。
  • 習慣に組み込む:毎日同じタイミングで学習する。
  • 小さな達成感を積み重ねる:「昨日より1単語多く聞き取れた!」でも十分。

「5分間特急リスニング」は、そもそも続けやすい構成になっているので、最初のハードルが低いのもメリットです。


まとめ

「5分間特急リスニング」は、短時間で効率的にTOEICリスニング対策ができる、忙しい人にぴったりの教材です。
5分という手軽さが「毎日続けられる」につながり、繰り返すうちに自然とリスニング力が伸びていきます。

さらに、ディクテーションを組み合わせれば、自分の弱点をピンポイントで克服でき、耳の精度がぐっと上がります。

1日5分の積み重ねが、3か月後には大きな成果となって現れるはずです。
「時間がないから勉強できない」と感じていた人も、まずは今日から5分だけ始めてみてはいかがでしょうか。

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